英語教育

幼児のための英単語の覚え方。親が知っておきたい3つの大切なポイント

小学校からの英語の授業が必修化され、幼児期にある程度の英語の基礎を身につかせておきたいと思う親御さんも増えています。

幼児期に英単語をいかにたくさん覚えておくと良いかという重要性と、知っている英単語の数(ボキャブラリー)を増やすコツをご紹介します。

幼児期に英単語をたくさん学んでおくと良い理由

大人でも経験があると思いますが、単語さえ知っていれば文章全体は理解できなくてもその単語が聴こえたときに出てきた単語から全体を推測することが出来ます。

ただし、それは正しい発音の単語を知っていないといけません。

幼児期の子どもの耳はどんな言葉も聞き分けられる能力をもっていると言われており、大人になってからでは習得が難しい「r」と「l」の違いなども、 幼児期のうちは聞き分けられるという研究結果も出てきます。

正しい発音で覚えられる幼児期のうちに、よりたくさんの英単語に触れると言うことが、とても重要であるということです。

アクティブボキャブラリーを増やす

単語には2種類ありアクティブボキャブラリーパッシブボキャブラリーがあります。

アクティブボキャブラリー 自分が話したり書いたりして使いこなせる単語
パッシブボキャブラリー 聞いたり読んだりするときに理解ができる単語

幼児期にはアクティブボキャブラリーを増やすことを考えましょう

簡単に言うと、日常会話で自然と出てくる言葉たちのことです。

身につけた単語がパッシブボキャブラリーになっていると、頭で考えて口から言葉へすることが難しいです。

アクティブボキャブラリー 🚗→car

(本をみてすぐに英語のcarという単語がでてくる)

パッシブボキャブラリー 🚗→くるま→car

(頭の中で一度日本語に置き換えてしまっている)

このように、「もの」と英単語が結びついているものがアクティブボキャブラリーです。

日本の学校の英語教育しか受けていない方が、単語は知っていてもすぐに言葉が出てこないのは、アクティブボキャブラリーとして、その単語を身につけていないからです。

つまり、幼児のうちにいかにアクティブボキャブラリーとして英単語を覚えるかが重要ということです。

幼児の英単語学習で知っておきたい3つポイント

英単語を覚えるということは「語彙を増やす」ことです。

そして、基本はインプットとアウトプット

ネイティブの子どもたちもやっている方法を意識することで、日本人が日本語を覚えるように、英語を覚えていくことが出来ます。

幼児に英単語を覚えさせるには以下の3つのポイントを意識してください。

英語の音に慣れさせる

フォニックスを体(口と耳)で覚える

英語でコミュニケーションをとる

順番に解説していきます。

英語の音に慣れさせる

子どもに英語を習得させたいと思っている、親御さんは英語が話せるとは限りません。

一番良いのは日常的に英語で話しかけることですが、お子さんのインプットとしては、映像を観せたり、音楽を聴かせることで取り入れられます。

今やYoutubeやそんなに高価ではないDVDなどでも英語教育にとても良いものも多くあります。

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お子さんが気に入る映像で英語をインプットさせてあげましょう。

フォニックスの基本を学ぶ

フォニックス(Phonics)と呼ばれるルール(学習法)があります。

これは英語圏のネイティブの子どもたちも幼児期に学ぶ分野で、発音に関しての学習です。

現代の日本人の英語教育は「読み」「書き」に重点がおかれていたため「聞く」「話す」が苦手な人がとても多いのですが、それは「英語の持つ音」の学習が十分にされていないからです。

フォニックスを幼児期に体に染みつかせておくと次のような技能がアップします。

初めて見た単語を正しく発音できる

耳で聴いた単語のスペルがわかる

下の表のようにアルファベットの読みと実際の発音は異なります。

アルファベットの読み方 a(エー)、b(ビー)、c(シー)、d(ディー)、e(イー)・・・
フォニックスの発音 a(ア)、b(ブ)、c(クッ)、d(ダゥッ)、e(エ)・・・

これがフォニックスです。

例えば「pig」と書かれていたら大抵の日本人は「ピッグ」と書きます。

しかし、フォニックスで発音を考えると次のようになります。

p(プ)+i(イ)+g(グ)=pig(プィグ)

この方がよりネイティブに近い発音となります。

幼児期に正しいフォニックスを身につけておくことで英単語力がアップするだけでなく、「読み書き」だけではなく「聞く話す」などの総合的な英語力を高めることが期待できます。

フォニックスには他にもいくつかのルールが存在します。

「マジックe」aの発音が(エイ)に変化

例えば、make、age、fakeなどが「マジックe」を持つ単語です。

2つのアルファベットで新しい音になる

例えば、chと書いて「チ」、phと書いて「フ」などです。

他にも、文章で書くといくつかのルールというものがあるのですが、これはある程度の単語が分かるようになってから自然と身に付くものでもあるので、幼児にわざわざ「aの後にeがあったら「エイ」に変わるんだよ」などと、無理に教える必要はありません。

それよりも単語に触れることがとても重要です。

実際に音を聴いて学ぶのでDVDなどでの映像学習がおすすめです。


英語でコミュニケーションをとる【実践】

インプットが出来てきたら、それをアウトプットしていくことがとても大切です。

頭にも書いたように、日本人が英語に苦手意識のある理由は圧倒的にアウトプットがたりないからです。

「聞き流すだけでバイリンガルに!」などという宣伝文句の教材もありますが、ただ聞き流すだけで話せるようになるはずがありません。

まだ日本語も話せない0歳のうちは、もちろん聞き流し(インプット)だけでOKです。

1〜2歳になると徐々に言葉を発するようになってきますので、そしたら英単語も発することを始めさせてみましょう。

DVDやCDなどである程度インプットしていると、あるとき、お子さんから自然と英語が出てきたりします。

それに気づいたら、すかさず褒めてあげて話を広げてあげましょう

簡単な日常会話からやりとりしてみる

「Good morning.」や「Hello.」などといったあいさつ。

「What you’re name?(名前はなに?)」→「I’m 〇〇.(〇〇だよ)」

「Where art you?(どこにいるの?)」→「I’m here!(ここだよ)」

このような簡単なやりとりをして、英語は身近で楽しいものという印象を与えてあげましょう。

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イラストや写真などで物の名前を質問する

英語で映像を観たりしているお子さんは、突然キリンの絵を指差して「Giraffe!!(ジェラフ)」と言ったりします。

そう言ったときにはすかさず「Good job!(すごいね)」「What’s this?(これはなに)」と、隣に写っているゾウの絵をさして訪ねてみます。

親が完全にネイティブでなくても、普段の生活に英語を少しずつ取り入れることができると、お子さんは英語というものの存在を、意思疎通するための道具として理解していきます。

幼児の英単語学習のコツのまとめ

幼児期の英単語学習は、英語を楽しいものと感じられるかどうかが一番のポイントになってきます。


中学生が単語帳で英語の勉強をするように、このような単語カードをみせながら、名前当てゲームをするのも良いですが、大前提として、楽しくやることが、とても重要です。

お子さんにも個性があるので、すぐ単語を覚える子も、すぐには覚えられない子もいます。

しかし、早いうちから、ボキャブラリーを少しずつ増やしていけば、小学生、中学生、高校生と年齢を重ねたときにはとても大きな効果の差が出てきます。

英語は難しいものと考えず、日本語と同じ言語!

焦らず、ゆっくり時間をかけて一緒に楽しんでください!